
トレッキングシューズを選ぶポイント【種類編】
登山で最重要なアイテムの一つであるトレッキングシューズ。
今回はトレッキングシューズの種類について調べたので書いていこうと思います。
- アイテム
まず最初に
トレッキングシューズ(登山靴)の種類は大きく分けて4つあるとのことで、以下の通りです。
- ハイカット
- ミドルカット
- ローカット
- トレッキングサンダル
これらは見た目や用途が異なります。
自分の行動範囲や、山によってトレッキングシューズを選ぶのがよさそうです。

ハイカット トレッキングシューズ
特徴
足首まで覆う形で、足首をしっかりと固定することで高い安定性と足首のケガ防止の効果を得られます。
用途
長時間に及ぶ山行や縦走などの本格的な登山や、岩場や足元が不安定な悪路に適している。
メリット
- 足首の保護力が高い
- 安定性が高い
- 重い荷物を安定して運べる
デメリット
- 他の種類のトレッキングシューズに比べて重く、動きにくい
- 丈夫な分、通気性に劣る場合がある
- 登山などアウトドア以外の用途に向いていない

ミドルカット トレッキングシューズ
特徴
ハイカットとローカットの中間にあたる形。ハイカットより足首の固定はできませんが、安定性があります。
用途
初心者から上級者、軽いトレッキングから本格的な登山まで、幅広いシーンで活躍できるオールラウンダーです。
初心者・入門者でトレッキングシューズに迷っている方はミドルカットがおすすめです。
メリット
- ハイカットとローカットの長所を兼ね備える
- 足首の保護と機動性のバランスが良い
- 登山から街歩きまで、汎用性が高い
デメリット
- ハイカットより安定性がなく、足首の固定も比べて無い
- ローカットほど動きやすくはない

ローカット トレッキングシューズ
特徴
足首まで覆わない形のシューズ。軽くて動きやすく、足首の固定がないので足運びがスムーズになる。
用途
軽めな登山やウォーキング、街歩きに適している
メリット
- 軽くて動きやすい
- 通気性が高いものが多い
- 登山以外の用途でも活躍できる
デメリット
- 足首の保護が低い
- 足場が不安定な場所は不向き

トレッキングサンダル
特徴
サンダル型のトレッキングシューズで、通気性が抜群。
用途
川辺・水辺でのトレッキングや、暑い時期の軽登山や街歩きにおすすめ。
メリット
- 通気性が良い
- 水に濡れても乾きやすい
- 軽くて動きやすい
デメリット
- 足の保護が低い
- 本格的な登山はもちろん、軽登山以外には不向き
- 岩場や不安定な場所は不向き
番外編
登山用途の靴は上記の4種類だけではなくなってきています。
簡単ではありますが、少し紹介させていただきます。

5本指シューズ
YAMAPとBarefootinc Japan(ベアフットインク ジャパン)が連携したシューズで、限りなく裸足に近く、起伏を感じやすいことで高い安定性と足さばきができるとのことです。
YAMAPストアで購入できるとのことです。

トレランシューズ
トレイルランニング(登山コースを走る)用のシューズです。
「トレランできるなら登山もできるはず。軽くて丈夫ならみんなトレランシューズでいいのでは?」
いつも疑問に思っていたので調べてみました。
- トレッキングシューズはソールが硬く、トレランシューズは柔らかい
- トレッキングシューズは防水性が高く、トレランシューズは速乾性が高い
- トレッキングシューズは重い荷物を背負うのに適しており、トレランシューズは軽量で様々な地形に適すようグリップ力がある
上記の違いに加え、トレランシューズは岩稜帯などの不安定な地形では足の捻挫などのケガのリスクが高いそうです。
やはりトレランシューズはその目的でのみ利用した方がよさそうです。
まとめ
一口にトレッキングシューズといっても目的に合わせて選択する必要があるようです。
宮崎県の山でいえばおそらくミドルカットで十分だと思います。
ネットで購入するにしても、できればお店で同じ靴を試着してからちょうど良いサイズを選ぶようにしましょう。