
宮崎での登山遠征は道の駅で車中泊を
遠征では何かとコストがかかります。宮崎の登山では車中泊をお勧めします!
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宮崎の登山スポットと道の駅

宮崎県の登山スポットは、日本百名山の祖母山をはじめとする県北、同じく日本百名山の韓国岳を含む霧島連山がある「県西」と、県の中心部から外れた県境に集中しています。
長時間の運転後に登山をするのも疲れるし、宿泊するのもコストがかかります。
そこで、道の駅を利用した車中泊をオススメします。当記事では著者の経験を踏まえ、道の駅がオススメの理由と、おすすめの道の駅をご紹介します。
道の駅での車中泊メリットとデメリット
メリット
- 24時間利用できる駐車場とトイレがある
- 地元の名産や名物を買い物・飲食できる
- 他の車中泊者も多いので安心
主なメリットは上記のとおりです。
車中泊はどこでもやって良いわけではありません。法に触れる場所の可能性もあります。
その点、道の駅では車中泊が可能(禁止している可能性もあるので事前調査必須)で、トイレや自動販売機もあり、周りにほかの車中泊者もいます。
デメリット
- 騒音・防寒・防暑対策が必要
- 装備の投資が必要
- 道の駅の店舗の営業時間が短い
著者は1度だけですが、1時間くらい地元のヤンキー(?)がハイビームで音をブンブンさせてうるさい思いをしたことがあります。まぁコレは運です。
冬は防寒対策、夏は防暑対策が必要になります。外の明かり・防音対策やプライバシー保護、食事、睡眠のための装備を充実させる必要がありますが、たぶんホテルで2泊分くらいの金額で必須な装備は揃うと思います。
道の駅はだいたい18:00で店舗は閉店します。早く到着してもやることないから19:00くらいに行こうと思っても、その頃には閉店してる。この辺のジレンマはありますね。事前に近くにコンビニがあるかもチェックした方がいいと思います。
おすすめの道の駅
道の駅 北川はゆま

延岡市の北川町にある道の駅です。ここは高速道路から降りてすぐにあるので非常にアクセスが良いです。
個人的にオススメな理由はコインシャワーが設置してある点です。たぶん県内の道の駅ではココだけだと思います。
200円で10分とありますが、実際はシャワーを出してる間だけ時間が進むのでマメに止めれば余裕で時間内に収まります。
100台停められる広々とした駐車場、トイレもキレイ、24時間利用できる休憩所もあります。
高速道路に近いというのと、ヤン車の襲来に備え、騒音対策は必要だと思います。
道の駅 青雲橋

日之影町にある道の駅で、延岡市から高千穂町を結ぶ国道218号沿い、青雲橋にあります。
ここがオススメな理由は、高千穂や日之影町近辺の山へのアクセスが良い点です。祖母山の北谷登山口まで約1時間、大崩山・鉾岳の登山口になる鹿川キャンプ場まで約1時間30分で行くことができます。
ちなみに高千穂町にも道の駅はありますが、駐車スペースが少な目という点があります。ホームページには74台のキャパシティーがあるとありますが、これは第2駐車場を含んでの数字です。第2駐車場はトイレがないので少々不便です。良い道の駅ですが、今回は青雲橋を推させてもらいます。
足湯の駅 えびの高原

えびの高原の第一駐車場に併設してあります。
韓国岳が目前なので、遠征や朝駆けの際にも便利です。
車中泊利用での注意点は、10台ほど駐車できる足湯の駅の駐車場ではなく有料(普通車500円)のえびの高原第一駐車場を利用するということです。
足湯の駅の駐車場は一時的に店舗を使用する場合にのみ使えますが、登山や散策などの長時間に及ぶ場合は使用不可となります。車中泊はもってのほかです。
ルールを守り、きちんと500円を支払い第一駐車場をご利用ください。日中は駐車場の入り口で料金を支払いますが、早朝・夜間に利用した場合は退場時に料金を支払います。
まとめと次回予告
今回は登山の遠征におすすめの道の駅を3件ご紹介しました。もちろんほかにもたくさんの道の駅があるので、目指す山によって選ばれると良いと思います。
次回は車中泊におすすめのアイテムをご紹介させていただきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!