
車中泊のマナー
登山遠征や朝駆けで車中泊するのは有効な手段です。
今回は車中泊のマナーのご紹介をさせていただきます。
- 雑学
車中泊のマナー
車中泊可能かを確認
例えば、登山者用の駐車場がある場所で車中泊しようとした場合、車中泊禁止の看板が設置されていないかを確認しましょう。
禁止されている理由は「夜行性の野生動物が多く危険」「マナーの悪い車中泊利用者が多くて禁止にした」など様々だと思いますが、従わない場合は罰金や通報される可能性もあります。
基本的に道の駅での車中泊は可能とされていますが、禁止している可能性もあります。いずれにせよ事前の確認は必ず必要です。
「RVパーク」という電源サイトを利用できる有料の車中泊スペースもあるので、選択肢に入れておくと良いと思います。
エンジンをかけたままにしない
著者は遠征の際には道の駅で車中泊することが多いですが、車中泊での利用者は結構多いです。
そんな中で、結構困るのは大きな音。特にエンジン音です。
エンジンをかけたままの車中泊は絶対やめてください。周りの迷惑だけでなく、排気ガスも出たりと良いことはありません。
命にかかわるような緊急時においては問題ないですが、「寒いから」「暑いから」といった理由は準備不足なだけです。
「暑さ」「寒さ」対策不足でエンジンをかけないといけないという状況であれば、健康を害する可能性もあるので車中泊しない方が良いと思います。宿泊施設を利用するか帰宅されることをおすすめします。
寒さや暑さの対策として、小型の「クーラー」「ヒーター」「電気毛布」などを使うことでかなり対策できます。ポータブル電源と併用することで長時間使うことも可能なのでオススメです。
ゴミを捨てない
道の駅を利用する場合では、営業中であれば設置されているごみ箱にゴミを捨てても良い場合もあります。
当然ですが、家庭ゴミを捨ててはいけません。その道の駅で購入した弁当の容器などをゴミ箱に捨てる分には全く問題はありません。
これも当然ですが、ペットボトルや空き缶専用のごみ箱に弁当の容器や他のゴミを突っ込むのも絶対ダメです。駐車場を使わせてもらってるという気持ちを忘れずにマナーを守ってください。
先に駐車している人の近くに停めない
空いている駐車スペースが多いのに、わざわざ先に駐車している人の隣や前後に停めないようにした方がいいです。
どうしても音を立ててしまうこともありますし、光が漏れることもあります。近くに停めるメリットは無いはずです。
「トイレが近い」「自販機が近い」「道路から離れている」などの理由で人気の場所もあるかもしれませんが、先に車が停まってたら諦めてほかの空いている場所にしましょう。
駐車場が満車に近ければ仕方ないと思いますが、車中泊のパーソナルスペースを尊重してください。
明かりを多用しない
車の中で食事したり、探し物をする時にどうしても明かりを使う場面もあるかと思います。
一時的に明かりを使うのは問題ないと思いますが、ランタンやLEDライトをずっと点灯させるのは迷惑に繋がります。
何より、ライトをつけっぱなしにすると車内と貴方が丸見えになるのでやめた方がいいです。
周りに気にせずに明かりを使いたい場合は、サンシェードやカーテンなどを設置して明かりが漏れないようにしたほうがいいです。
その他
- トイレを綺麗に使う。独占しない
- スマートフォンや音楽を大音量で使用しない
- 許可されていないのに車の外にテーブルや椅子などを出して過ごさない
- 長時間滞在しない
思いつく限り書いてみました。
もちろん、ほかにもあるかと思いますし、その場所によって禁止されている行為もあるかと思います。
ルールやマナーを守りながら、全員が快適に過ごせるように車中泊をお楽しみください。
次回は車中泊で便利なグッズなどをご紹介させていただきます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
