
基本的な登山用語【vol.1】
初心者が経験者との会話や、登山サイトなどを読んだ時に困るのが専門用語。
基本的な登山用語だけでも覚えていこうと思います。
今回は山行で使われる用語と稜線・尾根について調べたので書いてみようと思います。
- 雑学
山行の種類
ピストンとループ
上記のマップは祖母山の北谷登山口からのコースです。
緑線は風穴コース、赤線は千間平コースです。
このマップを例にピストンとループの解説を行います。
ピストン
スタート地点から山頂へ登り、同じコースで下山することをピストンといいます。
祖母山を例にすると、傾斜がある風穴コースは中級者向き、傾斜がゆるい千間平コースは初心者向きです。
千間平コースをピストンで行けば初心者でも攻略しやすい、このように一つの登山口で複数のコースがある場合、自分の経験や体力に合わせてピストンでの山行は有効な手段となります。
ループ(周回)
一つの登山口から山頂へのコースが複数ある場合、登りと下りでコースを変えることをループといいますが、周回と呼ばれることの方が多いです。
上記の祖母山のコースを例にすると、登り応えを求めて「風穴コース」で登り、下りは「千間平コース」を利用する。といった感じです。
一度の山行で登りと下りで違う景色を堪能できるので、複数のコースがある山ではお勧めです。
祖母山や比叡山などで可能です。
縦走(じゅうそう)
縦走とは、一度の山行で複数の山の稜線(後述します)を辿って複数の山を繋いで歩くことです。
上記のマップは親父山の「四季見原登山口」から「親父山」→「障子岳」→「親父山」→「黒岳」→「三尖(みっとぎり)」→「四季見原登山口」の縦走コースです。
縦走は中級者~上級者に人気の山行です。中にはテントや山小屋に泊まったりすることもあります。
中には日南市と串間市の境にある「男鈴山・女鈴山」のように初心者でも縦走が可能なコースもあります。
山の地形
稜線(りょうせん)と尾根(おね)

とりあえず、AIに聞いてみた下記の説明を読んでみてください。
稜線
山頂付近の、山腹の傾斜が緩やかになった部分。
尾根
山の峰の続く部分を、山の斜面から見て高い方。
全然違いがわかりませんね・・・。同じ意味とは言い難いけど、ほぼ同じってことだとは思います。
上記の絵でいうと、光と影の境目の部分が稜線・尾根に該当する箇所です。
絵画の用語としても「稜線」は使われ、光と影の境目を指します。
まとめと次回予告
今回は、個人的に分からなかった「ピストン」を含む山行の種類や稜線・尾根の違いについて調べました。
尾根と稜線の違いははっきりと判りませんでしたが、「山頂付近」「傾斜が穏やか」で判断するっぽいです。まぁ会話や文章を見るうえではフィーリングで理解すればいいと思います(超適当)。
次回は「ザレ場」と「ガレ場」などについて調べようと思います。最後までご覧いただきありがとうございました!
